よかったああああ。けんど、おらんでー。

ちょっと熱い話をある人としていたもので、書いてみようと思います。

先日のふらめんこ～ちを観に来てくれたわたしの親戚に、やっとお礼の電話をしたところ、バリバリ土佐弁で
「あかりー！！！めちゃめちゃ良かったでーーーー！！！」
以前から、パンパン喋る感じの人でして、
AKARI「ありがとう、誰かフラメンコやりたい人おったら紹介してー」と、わたしがこの↑セリフを言い終わる前に、
「それはおらんでェ！！！」
日本刀でバッサリという感じでした。（笑）親戚のRおばちゃんはまったく悪気ありませんー。
さらにこの話をFacebookなどで宣伝してくれた人に会い、話したところ、
「わたしもまったくおんなじ」だと。
こういった一人一人の宣伝や、スタッフさん、(これから落ち着いたら一人一人紹介したいです)の力のおかげで終えることができました。ふらめんこ～ち

しかし、親戚のRおばちゃんの言葉はしっかり受け止めなければならない。

これは「この土地ではそんなに需要はありませんよ」と言われているのだ。

他の土地でも同じ状況はあるかもしれないが、特に高知は難しいと思う。経済状態も関係してくるが、ぶっちゃけ、フラメンコの歌が歌えても、生活になんの役にも立たないし、一円にもならない。家で歌っていると、先日も、うちの父が一階から、
「なんならー」説：土佐弁で「何事？」

とか言われる。

でも、非現実的なことは、生活に追われる超現実的な生活をしている人々の目をパッと覚ます力があると信じている。

ちょっといい機会なのでフラメンコ現状をお話ししますと、
フラメンコの踊り、(バイレ)
習い事としてゆるーくフラメンコを習っている方。
きっかけは何であれ、ハマっていて発表会などを目標に日々練習を続ける方。
ハマったーを通り越し、上手くなりたい気持ちが止まらず、スペイン人の踊りクラスがあると大阪など行くーっとなって、普段の練習にもたまに歌い手、ギターを雇って(ここでわたしたちの需要がおきますが) 練習。さらにコンクールを目指す。
そのうち受賞してスペインまで留学した方。


ここまでくると先生になれますね。

その後も先生になっても終わりのないフラメンコ。

毎週見ていてもハッとする優美な景色、その裏には絶対的な人口数の少なさ、高齢化社会、少子化。etc
いろいろあるでしょう。
しかし、フラメンコに出会って人生が変わったかた。いっぱい知っています。

そんな、迷っている方、何かを探している方、フラメンコやってみませんか？
探しているものがフラメンコではないかもしれません。
でも一度携わっても損はないような気がします。

綺麗ごとを言うわけではありませんが、フラメンコの看板をあげている場所はルシアだけではありません。高知で他の教室でも「フラメンコ」というものに触れてもらうことがわたしたちの目指す底辺を広げることです。
そのうえで、なぜギターが、歌が必要なのか。ということが理解され、広がって行くことが、わたしたちの伝統を重んじてフラメンコを楽しむということへつながります。

とはいってもルシアにきてほしいですけどおおおおー（笑）
勉強、練習、続けていきますが、この継続が力となり、経済力につながるには、まだ数年かかるようです。

勉強だけやっていたいですが、生活のため、やれることを日本でできる限り頑張ることの一つとして、

関西方面でのカンテクラス、以前からも希望者は若干数いてくださって、不定期ではさせてもらっていました。この度Facebookでもグループ作成しましたので、お知らせが欲しい方、メッセージ待ってます。
http://www.facebook.com/groups/578200838937674/

実は若干のクラスが本日もありますが、宣伝の時間があまりにもなかったため、また次回告知いたします。

この景色を少なくとも週に一度は観れる幸せな環境。そのなかでどこまでがんばれるのか。これからが正念場です。

きょうも明日もがんばります。
明日は和歌山でステージよろしくお願いします。


Spain Bar Restaurante CABORABO

2014年2月8日（土）
フラメンコライブ　La　circulación～循環～
スペインバルレスタウランテ　カボラボ（和歌山市）
1部　17:00-
2部　19:30-
各部　お一人様5500円（税込）
（カボラボ特製プレート・1ドリンク・ショーチャージ込）
ペア割　お二人様10000円（税込）

ギター：宇根理浩
カンテ：AKARI
バイレ：宇根由佳（ゲスト）、 前智美、坂井智子